格安で利用できるバーチャルオフィス10選！500円以下で利用できる会社も！

近年ではオフィスを持たない「バーチャルオフィス」の利用がかなり増加しています。

自宅の住所を公開せず開業できたり、コストをかなり抑えられるといった点でかなり人気で、そのニーズとともにバーチャルオフィス自体も増えてきています。

利用してみようかな…と考えている人も多いと思いますが、いったいどのサービスを利用していいかわからないですよね。
しかも初めての利用であればなるべくコストもおさえたいはず。

そこで今回は1,000円以下という格安料金で借りることができるバーチャルオフィス10選をご紹介します。
会社によってプラン内容やキャンペーンなどのサービスは様々。
是非自分に合ったバーチャルオフィスを見つけてみてくださいね。

月額1,000円以下のバーチャルオフィス10選

	月額500円以下のバーチャルオフィス					月額1,000円以下のバーチャルオフィス
月額料金	270円	290円	300円	500円	550円	660円	660円	990円	880円	770円
法人登記	不可	不可	不可	可能	可能	不可	不可	可能	可能	不可
会議室	有り	有り	有り	無し	無し	有り	有り	有り	有り	無し
プラン数	4プラン	2プラン	3プラン	1プラン	1プラン	3プラン	4プラン	4プラン	1プラン	6プラン
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バーチャルオフィスの価格帯とサービス内容

バーチャルオフィスは今回紹介する月1,000円以下といった格安のものもあれば、月額10,000円以上する高級なバーチャルオフィスも存在します。

価格帯ごとに何のサービスが受けられるのか、どのような利点があるのかを見ていきましょう。

格安バーチャルオフィスと高級バーチャルオフィスの違いは？

格安バーチャルオフィスでも住所利用やHP・名刺への記載可能なのでかなり使い勝手はよく、この内容で十分と思う人も多いはずです。そうなると10,000円といった高級バーチャルオフィスはいったいどんなサービスが付くか気になりますよね。

格安バーチャルオフィスは「住所貸し」と「私書箱（郵便転送）」の２つのサービスに特化しており、その目的のためのみに利用する人が多くいます。
なのでオフィスに訪れる、利用するといった想定をしていなく狭いスペースでも運営ができるので超格安な料金でも採算が取れるようになっています。

一方高級バーチャルオフィスは受付スタッフが来客の対応をしてくれたり、会社の会議室だけでなくワーキングスペースの利用もできたりとバーチャルオフィス以上の利用をすることができます。
リージャスでは日本全国185拠点以上含む世界のビジネスラウンジ利用可能なので、出張によく行く人には便利なサービスです。

格安バーチャルオフィスのメリット

格安バーチャルオフィスのメリットはなんといってもコスト削減できるところ。

初期費用はだいたい手数料＋保証金＋1～2ヶ月分の利用料ですが、毎月の金額が安ければかなり初期費用を抑えることができます。

また毎月のランニングコストもかなり抑えられ、例えば月額6,600円のバーチャルオフィスと月額500円のバーチャルオフィスでは1年かかる費用は以下のようになります。

なんと73,200円もの差額が出ます。
コスト削減を第一優先として考えているのであれば、金額の安いバーチャルオフィスはかなりメリットがあるでしょう。

格安バーチャルオフィスを選ぶ際に注意するポイント

格安バーチャルオフィスで注意するポイントは5つあります。

• 法人登記ができない
• 郵便転送頻度が少ない、またはない
• 追加オプションで結果的に費用が高くなる
• 運営会社の倒産や撤退のリスクがある
• 他会員の質が悪い可能性がある

もし一つでも不安に感じたり、困るなと思うのであれば、少しグレードの高いプランにするか、通常価格帯のバーチャルオフィスで契約するようにしましょう。

法人登記ができない

基本的にバーチャルオフィスで法人登記ができますが、1,000円以下のプランではできない場合が多いです。

金額が1,500円以上を超える場合は可能だったり、またはオプションで付けられる場合もありますが、その場合料金は格安では利用できなくなります。

格安で利用したい場合は住所利用のみで法人登記はできないものだと考えておいたほうが良いですね。

郵便転送頻度が少ない、またはない

郵便転送がついているプランもありますが、月1転送だったり2週間に1回だったりと頻度はかなり少ないです。

もし頻繁に郵便物が届くようであれば、週1転送プランや、郵便物が届くたびにお知らせしてくれる機能付きのプランにするほうがよいでしょう。

週1転送になるとやはり金額も上がってきますが、郵便物お知らせは無料でしてくれる場合が多いです。

追加オプションで結果的に費用が高くなる

500円以下で格安で借りられる！と思っても上記みたいに郵便転送や専用電話を付けたり、法人登記のオプションも利用したいとなればチリツモで金額はどんどん上がってきます。気づいたら全部利用できる他のバーチャルオフィスを借りたほうが安かったかも…なんてことも。

安いという金額だけでなく、自分に必要なサービスをしっかり理解し、総合的に判断して選ぶようにしましょう。

運営会社の倒産や撤退のリスクがある

自社ビル運営ではない、運営期間が短い、他の業種をしていない会社の場合。閉鎖や倒産のリスクが高くなります。

もし利用中に倒産になってしまったらまた新しいバーチャルオフィスを探さなければいけません。法人登記している場合は本店所在地の変更に手間がかかってしまい、大変な思いをすることも。

運営会社が大手でしっかりしている、運営実績が長いなどといった信頼できる会社を最初から選ぶようにしましょう。

他会員の質が悪い可能性がある

低価格で利用できるバーチャルオフィスは審査が緩い場合があり、業種を問わず貸し出していることもあります。

そうなると同じ住所を詐欺などの犯罪行為やギャンブル関連のサイトに利用されていることがあるため、自社の信用を落としてしまう可能性があります。

安いバーチャルオフィスを借りる際には、貸し出される住所を調べて過去に犯罪行為に利用されていないか確認するようにしましょう。

月500円以下のバーチャルオフィス

まずは月500円以下のバーチャルオフィスの、最安値プランを紹介します。

• METSバーチャルオフィス
• Tapioca(女性限定)
• スタートアップ
• 京都朱雀スタジオ
• オフィスゼロワン

METSバーチャルオフィス

なんと月額270円で利用することができ、バーチャルオフィスの中では最安値のMETオフィス。

最安値のプランでは法人登記ができないので、ネットショップ開設やウェブサイトや名刺へ住所の記載をしたい方におすすめです。
また自社ビル直営なので安心して住所を利用することができます。

◎ライトプラン詳細◎

METバーチャルオフィス公式HP

Tapioca(女性限定)

TAPIOCAは業界最安値の月額290円。登録者は女性のみとなっており、東京都23区内の人気エリア、東京都港区南青山と渋谷区の住所をネットショップなどの住所に利用できます。

利用者の54.3％がハンドメイドをはじめ、アクセサリーショップやアパレルなどのお店やネットショップとして開業しています。

随時イベントを開催しているので様々な業種の方と知り合うことができ、新たなビジネスチャンスのきっかけを作れる可能性があります。

◎バーチャルオフィスプラン詳細◎

TAPIOCA公式HP

スタートアップ

東京都港区青山・渋谷区の人気拠点の住所を借りることができます。

初期費用無料などのお得なキャンペーンを開催しているので、利用すれば初年度はかなりお得になります。

法人登記や郵便転送、電話番号レンタルなど必要な機能を付けることができますが、安価な金額ではないので付けるものによっては最初からプランに組み込まれている他者のバーチャルオフィスサービスのほうが安くなる場合があります。

◎バーチャルオフィス(起業応援プラン)詳細◎

スタートアップ公式HP

京都朱雀スタジオ

京都朱雀スタジオは、京都へ企業誘致を進める和文化推進協会という非営利団体によって運営されているため、超格安でバーチャルオフィスを借りることができます。

京都府京都市の住所を利用したい！という方にはかなりおすすめで、月額500円で法人登記や郵便・宅配便の受取もできます。

また、初年度の料金が実質無料になるキャンペーンもあり、月額料金500円よりもっと安く利用することができるコスパ最強バーチャルオフィスです。

◎バーチャルオフィスプラン詳細◎

バーチャルオフィスの変更や京都市への移住を考えている人におすすめ

京都朱雀スタジオ公式HP

オフィスゼロワン

東京２３区の中で比較的地価が安い板橋区の住所を利用することで、月々500円の低価格を実現。安価ながらも追加料金なしで　法人登記まですることができます。

オプションで郵便転送・電話代行・HP作成ができますが、専用電話のみの貸出はないので注意してください。

東京の住所で最安値で法人登記したいのであればここのプランを利用するのがお勧めですが、オプションを付ければ他社プランよりも高くなる場合があります。

◎バーチャルオフィスプラン詳細◎

オフィスゼロワン公式HP

月1,000円以下のバーチャルオフィス

次に月1,000円以下のバーチャルオフィスの、最安値プランを紹介します。

• DMMバーチャルオフィス
• GMOバーチャルオフィス
• レゾナンス
• バーチャルオフィス1
• SOUHATSU

DMMバーチャルオフィス

DMMバーチャルオフィスは大手テックカンパニーDMMが運営するバーチャルオフィスで、銀座・渋谷・横浜・大阪梅田・福岡天神・名古屋の6つ店舗を持っています。

プランは3つあり、一番安いプランだと月額660円で借りることができます。ただしこのプランは登記はできないので、会社を設立するのではなくネットショップを運営しており、自分の住所は利用したくない人向けになります。

◎ネットショップ支援プラン詳細◎

ネットショップで出店する方向け

DMMバーチャルオフィス公式HP

GMOバーチャルオフィス

GMOオフィスサポートは東京7ヶ所・横浜・名古屋・大阪2ヶ所・京都・神戸・福岡2ヶ所から選ぶことができ、東証プライム上場企業のグループ会社が運営するバーチャルオフィスなので安心して利用することができます。

嬉しいポイントは入会金・保証金などの初期費用が一切かからないところ。

GMOオフィスサポートは1年契約となりますが、現在か月分の月額料金無料キャンペーン中なので9か月分の月額料金で1年間利用することができます。

◎転送なしプラン詳細◎

GMOバーチャルオフィス公式HP

レゾナンス

2019-2023年には「バーチャルオフィス部門」にて「人気」「顧客利用満足度」「価格満足度」No.1に選ばれており、利用者の満足度は非常に高くなっています。

レゾナンスは現在9店舗出しており、どの店舗もスタッフが在中しており急な来客にも安心できます。

バーチャルオフィスプランは3つあり、990円から利用できます。内容も法人登記・郵便転送・郵便物の来店受取可能、さらには郵便物の写真通知まで基本料金の中でしてくれます。電話転送はできませんが、月額990円でここまでできるのであればかなりのサービス内容になっています。

◎バーチャルオフィスコース詳細◎

レゾナンス公式HP

バーチャルオフィス1

バーチャルオフィス1は株式会社バーチャルオフィス1が運営元となっており、渋谷と広島に1店舗ずつオフィスがあります。

プランは1プランのみで、月額880円。サービスとしては

・住所利用、法人登記
・郵便物の到着状況通知（LINE通知）
・月4回の郵便物転送
・郵便物店舗受取
・来客応対システム
・​​DM破棄オプション

が含まれています。880円で6つもの手厚いサービスがついており、その中でも月4回も郵便の転送をしてくれるのは嬉しいポイントです。

◎バーチャルオフィスコース詳細◎

バーチャルオフィス１公式HP

SOUHATSU

SOUHATSUは大阪、埼玉に2店舗ずつわんらんくうえから、名古屋に1店舗あるバーチャルオフィスです。

一番安い月額770円のプランは住所貸し（レンタル住所，私設私書箱）のサービスを利用できます。
そのほか郵便物の受取代行もしてくれますが、月に5通未満との制限があり、転送は1回に付き転送費用実費＋転送手数料220円（税込）です。

法人登記のプランはワンランク上のプランで、月額6,600円かかります。

◎エントリープラン詳細◎

SOUHATSU公式HP

まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回は1,000円以内で借りることができるバーチャルオフィスを紹介しました。

月額270円から住所を借りることができるなんて驚きですよね。
ただし専用電話や郵便転送を利用したい方はオプションで付けるよりプラン内に組み込まれているものを選んだほうが結果的に安い金額で借りることができる場合が多いです。

自分がどんなサービスが必要なのか、ちゃんと理解してから借りるようにしましょう。