年末が近づくとそろそろ気になるのが年賀状や喪中はがきの準備。身内や親しい方に喪中を伝える大切なご挨拶ですが、「どこで頼めばいいの?」「できるだけ早く・安く仕上げたい」と悩む方も多いのではないでしょうか。
喪中はがきは郵便局や家電量販店などでも購入できますが、近年人気なのがネット印刷サービス。自宅でデザインを選んで注文するだけで、最短翌日発送などスピーディーに仕上がるのが魅力です。
本記事では喪中はがきを印刷できるおすすめ会社の紹介に加え選ぶ際のポイントやコストを抑えるコツ、出す時期やマナーについてもわかりやすく解説します。今
年はオンライン印刷を上手に活用して心のこもった喪中はがきをスマートに準備しましょう。
目次
喪中はがきとは
喪中はがきとは、身内に不幸があった際に年賀状の送付を控える旨を知らせるための挨拶状です。
具体的には親族が亡くなった場合に「故人の年を越す挨拶(年賀状)を控えます」ということを親しい人や仕事関係の相手に伝えるために送ります。
これにより受け取った相手も年賀状を送らず、互いに失礼のない形で新年を迎えられるようにするためのマナーです。
喪中とはどこまでの範囲(親族)か
一般的には喪中はがきを出す近親者の範囲は二親等までとされています。
つまり両親や子ども、兄弟姉妹などが該当します。三親等以降の親戚は基本的には喪中とはしませんが、故人との関係が深い場合は三親等でも喪中にして問題ありません。状況や気持ちに合わせて柔軟に考えて大丈夫です。
親等の目安
- 一親等:父母、配偶者、子
- 二親等:兄弟姉妹、祖父母、孫
- 三親等:曾祖父母、伯叔父母、甥姪
送る相手はどこまで?
喪中はがきは新年の挨拶を控えさせていただくための欠礼の連絡です。
普段年賀状のやり取りをしている方や、新年にご挨拶している相手に送るのが一般的です。
- 年賀状を毎年やり取りしている友人・知人
- 会社の同僚や上司など仕事関係者
- 葬儀に参列してくれた方
- 年始の挨拶をする付き合いのある方
いつ頃に出すのが正解?
喪中はがきは11月~12月上旬と、年賀状の準備が始まる前に届くように送るのが理想です。
これはマナーというより相手への思いやりの一つです。
9月や10月の早い時期に出してしまうと喪中はがきを受け取った相手が忘れてしまい年賀状を送ってしまうこともあるので、適切な時期を意識して送りましょう
※もし12月に不幸があった場合※
112月に身内の不幸があり喪中はがきを出すのが間に合わない場合は、「寒中見舞い」を年賀状の代わりとして送ります。
寒中見舞いは新年の松の内(元旦~1月7日)を過ぎて、相手に届く時期に出すのが適切です。
喪中はがきが作成できるおすすめ会社8選
デザイン種類 | 宛名印刷 | 投函代行 | |
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84種類 | 33円/枚 | 無し |
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413種類 | 無料 | 無料 |
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184種類 | 無料 | 無し |
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200種類以上 | 25.3円/枚〜 | 無し |
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61種類 | 無料 | 無料 |
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342種類 | 無料 | 無料 |
平安堂
平安堂は実績30年、関東に50店舗以上の実店舗を持つ老舗の印刷会社です。
宛名印刷は有料ですが1件の注文で40%オフ、2件以上の注文で50%オフになる割引サービスを実施しており、非常にお得に注文できます。ただしデザイン数は100種類以下と他社に比べてやや少なめです。
印刷の仕上がりや全体のバランスが気になる方には1件550円で校正オプションの利用が可能です。また薄墨印刷も1件330円で対応しています。
実店舗があるため安心して注文でき、老舗企業ならではの信頼感のあるサービスを求める方におすすめです。
デザイン種類 | 84種類 |
出荷日 | 最短3営業日出荷 |
宛名印刷 | 33円/枚 |
投函代行 | 無し |
割引種類 | 1件の注文でも:40% 2件名状の注文:50% |
送料 | 100枚位以上:660円 100枚まで:330円 店舗受取:無料 |
文例 | 有り |
おたより本舗
おたより本舗は年賀状印刷の全国ネット通販受注件数で5年連続1位を獲得している大手企業で、信頼性と品質の高さに定評があります。
デザインバリエーションが非常に豊富で全413種類から選べます。「故人の趣味にちなんだ絵柄」を用いたデザインや「故人の思い出写真」を入れられるデザインのほか、従来の喪中はがきとは異なる明るめのデザインや故人への感謝の気持ちを表現した“ほっこり感謝デザイン”も用意されています。
さらに割引制度が充実しており、早割や会員割などの併用も可能で50%以上の割引を受けられることもあります。切手貼付サービスも1枚22円で利用可能です。
故人らしいオリジナルの喪中はがきを作りたい方や、宛名印刷や投函まで全て任せたい方、毎年お得に利用したい方に特におすすめのサービスです。
デザイン種類 | 413種類 |
出荷日 | 13時までで最短翌日出荷 |
宛名印刷 | 無料 |
投函代行 | 無料 |
割引種類 | ・早期割引:35% ・同時注文割引:10% ・追加注文割引:20% ・会員ランク割引:最大20% |
送料 | 0円 |
文例 | 有り |
ネットスクエア
ネットスクウェアは印刷価格の安さが最大の特徴で、今回比較した中でも『おたより本舗』と並ぶトップクラスの低価格を実現しています。
安さの理由は早期割引の割引率の高さにあります。喪中はがきの受付が始まる9月初旬にはなんと最大65%割引という業界屈指の割引率を誇ります。さらに高性能プリンターによる印刷で低価格ながらも高品質な仕上がりを実現。20年以上の業界経験を持つ熟練スタッフが品質管理を担当しているため、安心して注文できます。
デザインは170種類以上をラインナップ。上品な定番デザインからモダンな横書きデザイン、薄墨文字を使用した落ち着いたデザインまで幅広く揃っています。
とにかくコストを抑えたい方やシンプルで上質な喪中はがきを手軽に注文したい方におすすめのサービスです。
デザイン種類 | 184種類 |
出荷日 | 最短翌日 |
宛名印刷 | 0円 |
投函代行 | 無し |
割引種類 | ・シニア割:100円OFF ・早割:58%〜 |
送料 | 無料 |
文例 | 有り |
挨拶状ドットコム
挨拶状ドットコムは豊富なデザインと洗練されたセンスで、若い世代にも人気の高い喪中はがき印刷サービスです。
200種類以上の完全オリジナルデザインを取り揃えており、「スタイリッシュ喪中はがき」をはじめとするモダンで上品なデザインが充実しています。おしゃれな仕上がりや高級感のある仕上がりにこだわる方に特におすすめです。
また文例の種類も豊富で、好みの文例を選べるほか、無料で文章をカスタマイズすることも可能。自分らしいメッセージを添えた喪中はがきを作成できます。
デザイン性や仕上がりの美しさを重視する方、おしゃれでモダンな喪中はがきを作りたい方にぴったりのサービスです。
デザイン種類 | 200種類以上 |
出荷日 | 最短2営業日出荷 |
宛名印刷 | 25.3円/枚〜 |
投函代行 | 無し |
割引種類 | ・早割:40%〜 |
送料 | 会員登録で無料 |
文例 | 有り |
ラクスル
印刷業界で高い知名度を誇る「ラクスル」は喪中はがきの印刷もリーズナブルな価格で提供しています。宛名印刷・送料・投函代行がすべて無料のため、オプション料金を気にせず安心して注文できます。
料金表にははがき代・印刷代・宛名印刷代・投函代行費用がすべて含まれており、明確でわかりやすい価格設定が特徴です。
またラクスルは印刷スピードの速さにも定評があり、急ぎの注文にも柔軟に対応可能。全国どこでも送料無料で届けてもらえる点も魅力です。
無料テンプレートの種類はやや少なめですが、コストを重視したい方や料金が明確なサービスを求める方、そして普段からラクスルを利用している方に特におすすめです。
デザイン種類 | 61種類 |
出荷日 | 最短翌日出荷 |
宛名印刷 | 無料 |
投函代行 | 無料 |
割引種類 | ・早割:40%〜 |
送料 | 0円 |
文例 | 有り |
ふみいろ
ふみいろはかんたん・早い・安心の3拍子がそろった人気の喪中はがき印刷サービスです。これまでに総出荷数170万件以上、リピート率96%という高い実績を誇り、多くの利用者から支持を集めています。
大きな特徴は入力ミスなどで誤った喪中はがきを印刷してしまった場合でも無料で再印刷してくれる「あんしん再印刷保証」を提供している点です。他社では有料対応となるケースが多いため、この無料保証は嬉しいポイントです。
また宛名印刷やポスト投函サービスに加え、文章のバランスを整えたい場合にはプロのデザイナーが丁寧にレイアウトを調整する有料オプションも用意されており、サポート体制も万全です。
入力ミスが心配な方や初めてネットで喪中はがきを注文する方も安心して利用できるサービスです。
デザイン種類 | 342種類 |
出荷日 | 最短翌日出荷 |
宛名印刷 | 無料 |
投函代行 | 無料 |
割引種類 | ・早割:48%〜 |
送料 | 0円 |
文例 | 有り |
喪中はがきのマナー
表記する際のポイント
- 前略を省略する
手紙の冒頭に使われる「前略」は省略し、文章は丁寧に書き出すのが基本です。
省略することで形式を重んじる礼儀が伝わります。 - 祝いを表す「年賀」という言葉は使わない
喪中は年始の祝いを控えるため、「年賀」や「おめでとう」などのお祝いの言葉は避けましょう。「年末年始のご挨拶を控えさせていただきます」などの表現に置き換えます。 - 句読点を入れない
伝統的なマナーとして、喪中はがきでは句読点を使わず文章を改行で区切るのが正式です。文章の区切りは改行や空白で表現します。 - 行頭の1字下げはしない
手紙のように行頭を下げず、すべての行を左揃えで書くのが正式な形式です。簡潔で読みやすく格式が保たれます。
- 数字は漢数字で表記する
日付や年齢などの数字は漢数字で表記します。例:「令和五年」「一月一日」。算用数字は避け、正式感を出すのがポイントです。
内容
- 近況報告は書かない
喪中はがきは新年の挨拶を控える欠礼状です。自分の近況や世間話は書かず、あくまで年賀欠礼の連絡に徹しましょう。 - 年賀欠礼についてのみ書く
文章の内容は「年賀の挨拶を控える」という趣旨だけに限定します。長文にならず、簡潔に伝えることがマナーです。
見た目
- 華やかなデザインは避ける
写真や派手なイラストは避け、落ち着いたデザイン・色味のはがきを選びます。シンプルで控えめなデザインが正式です。
- はがきや切手は喪中はがき用のものを使う
切手は通常の年賀用ではなく、喪中はがき用のものを使用します。地味な色や控えめなデザインの切手を選ぶと安心です。 - 文字の色は薄墨か黒
文字色は薄墨や黒が基本です。薄墨は悲しみの気持ちを表す意味もあり、正式な喪中はがきとしてふさわしい色です。
喪中はがきの書き方
喪中はがきの文面形式は、ほぼ決まっていて、あいさつ文・喪中である事の説明(誰が何歳で亡くなったか)・最後に結びのあいさつ・日付という形式になっています。
喪中はがきの基本構成
- 年賀欠礼の挨拶
- 故人の情報(続柄・名前・没年月日・年齢)
- 感謝を伝える言葉
- 結びの挨拶
- 日付
- 差出人の情報
年賀欠礼の挨拶
本文の書き出しには、新年の挨拶を欠礼する旨を示す「挨拶文」が必要です。「年賀」は祝いの言葉なので「年始・年頭・新年」のいずれかを使用しましょう。
故人の情報(続柄・名前・没年月日・年齢)
次に喪中である理由を説明します。故人の名前と書き手から見た続柄、亡くなった日と享年(亡くなったときの年齢)について記載しましょう。なお、享年は数え年で記載するのが一般的です 。
記載項目
- いつ:亡くなった月(〇月、去る〇月、本年〇月など)
- 誰が:続柄と名前
- 何歳で:享年または満年齢
感謝を伝える言葉
日頃のお付き合いや支援に対する感謝の気持ちを表します。
ポイント
- 「これまでのご厚情に深く感謝申し上げます」など、簡潔に
- 長文の近況報告や個人的な内容は避ける
結びの挨拶
年賀状の代わりになるため、相手の健康や幸せを願う一言を添えましょう。
日付
はがきを出す時期を明示します。
差出人の情報
喪中はがきを送る人(家族)の情報を記載します。
ポイント
- 住所(都道府県名から順に)
- 氏名(家族代表者名、夫婦連名の場合も可)
- 電話番号は不要
- 敬称は書かない
喪中はがきはどこで買える?郵便局・コンビニ・ネット印刷などそれぞれの特徴を比較
喪中はがきを購入・印刷する方法はいくつかありますが、それぞれにメリット・デメリットがあります。
以下に喪中はがきが購入できる「郵便局」「コンビニ」「ネット印刷」「文具店・百貨店」のメリデメを紹介します。
郵便局
郵便局は喪中はがきの定番販売先です。
官製はがきタイプ(切手印字済み)のものを購入でき、安心感があります。また郵便局の「喪中・寒中見舞い印刷サービス」を利用すれば、文面やデザイン、宛名印刷まで一括で依頼可能。信頼性が高く、フォーマルな印象を与えたい方におすすめです。
メリット
- 定番・安心感が高い
- 書き損じ・差し替え対応など郵便局でのサポートが受けやすい
デメリット
- デザインバリエーションは限定的
- コストは中程度。特殊な紙・カラーデザインを希望すると割高になる
コンビニ
セブンイレブン・ローソン・ファミリーマートなど、多くのコンビニでは喪中はがきを販売しています。
年賀状シーズンになると印刷済みのシンプルなデザインの喪中はがきが販売され、すぐに購入して投函準備ができます。プリンターがない方でも手書きで差出人を書くだけで済む手軽さが魅力です。店舗によっては印刷注文も可能で、急ぎのときにも便利です。
メリット
- すぐに買える
- 簡単なテンプレートが用意されていることが多く、すぐに文面を入力できる
デメリット
- 文面のカスタム性が限定的。テンプレートに沿ったものしか選べないことが多い
- 用紙選択肢が少ないため、厚手用紙や特殊紙を使いたいときは難しい。
ネット印刷
最近はネット印刷サイトでの注文が主流です。
24時間いつでも注文でき、デザインも豊富。宛名印刷や投函代行などの便利なオプションも充実しており、スマホやパソコンから簡単に完結できます。特に「早割」や「まとめ割」などの割引が多く、コスト面でも人気です。
メリット
- 価格が安いことが多い。まとめて発注すれば単価が下がる
- テンプレートを使ったりでき、デザイン自由度が高い
- 用紙種類や印刷仕様(光沢、マット、厚紙など)が選べる
- 短納期・お急ぎ対応・当日出荷プランなど納期オプションが豊富
デメリット
- 最低発注枚数や送料がネックになる場合がある
- 土日祝対応していないなどの納期トラブルの可能性あり
- 色味や仕上がりのイメージが乖離するリスクがある
文具店・百貨店
文具店や百貨店では上質な紙を使用した喪中はがきが多く販売されています。
落ち着いたデザインや高級感のある質感を選びたい方にぴったりです。専門スタッフが相談に乗ってくれる場合もあり、文面マナーに不安がある方でも安心して選べます。
メリット
- すぐに手に取って確認できる
- スタッフに相談できる店舗もある
デメリット
- 種類が限られることがある
- 印刷を自分で行う必要がある
ネット印刷の喪中はがきが選ばれる理由
ネット印刷の喪中はがきが選ばれる理由として以下の4つが挙げられます。
- 24時間いつでも注文できる
- 宛名印刷や投函代行など便利なサービスが充実
- 写真付き、落ち着いた和風、モダンデザインなど幅広いデザイン
- まとめ割引・早割なども多い
24時間いつでも注文できる
ネット印刷の喪中はがきはスマホやパソコンから24時間いつでも注文できるのが大きな魅力です。
郵便局や写真館のように営業時間に縛られないため、忙しい人でも時間を気にせず、夜中や休日にゆっくり作成・発注が可能。テンプレートを使えば、デザインを選び文面を入力して数分で完成する手軽さも人気の理由です。
プレビュー機能で仕上がりを確認できるので、印刷ミスの心配も少なく安心できるのも嬉しいポイント。
また即日発送や翌日出荷に対応している業者もあり、急な訃報で早急に喪中はがきを出したい場合にも対応できます。
宛名印刷や投函代行など便利なサービスが充実
ネット印刷の喪中はがきでは印刷だけでなく「宛名印刷」や「投函代行」など便利なサービスが充実しています。
宛名印刷サービスを利用すれば住所データをアップロードするだけで宛名を自動で印刷してくれるため、手書きの手間が省けてとても便利です。さらに「投函代行サービス」を選べば印刷が完了したはがきをそのまま郵便局へ直接投函してもらえるので、自分でポストへ出す必要もありません。
年末の慌ただしい時期や喪中で外出を控えたいときには、こうしたサービスが大きな助けになります。加えて差出人情報の自動入力や宛名の書体選択など、細やかなカスタマイズ機能も充実しており、効率的に美しい仕上がりの喪中はがきを準備したい方に最適です。
写真付き、落ち着いた和風、モダンデザインなど幅広いデザイン
ネット印刷の喪中はがきはデザインの種類が非常に豊富なのが魅力です。伝統的で落ち着いた和風デザインはもちろん、シンプルで洗練されたモダンスタイル、そして故人の思い出をやさしく伝える写真付きタイプなど幅広いテイストから選ぶことができます。
紙質やフォント、色合いなどを自由にカスタマイズできるサービスも多くテンプレートも年代や用途に合わせて用意されているため、若い世代からご年配の方まで安心して利用できます。近年では落ち着いたグレートーンや淡い花柄、モノクロ写真を取り入れた上品なデザインが特に人気です。
どのような相手に送っても失礼のない、上質で心のこもった仕上がりを目指せる点がネット印刷の喪中はがきが選ばれている大きな理由といえます。
まとめ割引・早割なども多い
ネット印刷の喪中はがきは早割やまとめ割などのお得な割引制度があるのも魅力のひとつです。
早めに注文すると割引が適用される「早割」や、一定枚数以上で価格が下がる「まとめ割」などを設けている業者が多く、コストを抑えながら高品質な仕上がりを実現できます。
また宛名印刷や投函代行といったオプション料金も明確に表示されているため、全体の費用を把握しやすく安心です。店舗印刷と比較するとトータルで20〜30%ほど安くなるケースも少なくありません。
喪中はがき印刷できる会社を選ぶポイント
喪中はがき印刷会社を選ぶ際の5つのポイントをそれぞれ詳しく解説します。
- デザインの種類が豊富かどうか
- 金額は予算に合っているか
- 納期の早さはどれくらいか
- 宛名印刷・投函サービスはあるか
- サポート体制は整っているか
デザインの種類が豊富かどうか
喪中はがきは「故人を偲ぶ気持ちを丁寧に伝える」大切な挨拶です。そのためデザインの選択肢が豊富な印刷会社を選ぶことが重要です。
落ち着いた和風デザインやシンプルで上品なモノクロ調、近年人気のモダンデザイン、そして故人との思い出を添えられる写真入りタイプなど、多彩なバリエーションから選べると安心です。さらに背景やフォント、紙質などを自由にカスタマイズできる会社であればより気持ちのこもった一枚に仕上げることができます。
デザインの幅が広い印刷会社を選ぶことで送り先に対しても誠実で丁寧な印象を与えられ、故人を偲ぶ心をより美しく表現できます。
金額は予算に合っているか
印刷料金は注文枚数や紙の種類、オプションの有無によって大きく変わります。
一般的にネット印刷は店舗印刷より20〜30%ほど安く、早割・まとめ割などの割引を活用すればさらにコストを抑えることが可能です。宛名印刷や投函代行などを利用する場合はオプション料金も含めた総額を事前に確認することが大切です。
また送料や修正費用が別途かかるかもチェックしておきましょう。
価格だけでなく仕上がりの品質やサービス内容とのバランスを見て、納得できる料金設定の会社を選ぶのが理想です。
納期の早さはどれくらいか
喪中はがきは12月上旬頃までに相手に届くように送るのが一般的です。
そのため納期の早い印刷会社を選ぶことが重要です。注文から発送まで最短当日〜翌日対応してくれる業者もあり、急なご不幸で準備期間が短い場合にも安心です。
特にネット印刷ではデザイン選択から注文までオンラインで完結するため、時間を大幅に短縮できます。
ただし宛名印刷や投函代行などのオプションを付けると納期が延びることがあるため、スケジュールには余裕を持って依頼するようにしましょう。
宛名印刷・投函サービスはあるか
宛名印刷や投函代行サービスの有無も印刷会社を選ぶうえでの重要なポイントです。
宛名印刷を依頼すれば住所データをアップロードするだけで印字まで完了するため、1枚ずつ手書きする手間を省けます。
また投函代行サービスを利用すれば印刷後にそのまま郵便局へ発送してもらえるので、自宅に届くのを待つ必要もありません。特に年末の忙しい時期や喪中で外出を控えたい方には大きなメリットです。
こうしたサービスが整っている会社を選ぶことで負担を軽減しながら丁寧な対応ができます。
サポート体制は整っているか
喪中はがきの作成では「文面をどう書けばいいかわからない」「デザインの修正をしたい」などの不安が出ることもあります。
そのためサポート体制が充実している印刷会社を選ぶことが大切です。電話・メール・チャットなど複数の問い合わせ窓口があり、迅速に対応してくれる会社なら安心です。また校正確認や印刷前のプレビュー機能があると、誤字脱字を防ぐことができます。さらに万が一の印刷ミスや配送トラブル時に再印刷保証があるかどうかもチェックしましょう。
サポートが丁寧な会社は、初めての方でも安心して注文できます。
まとめ
喪中はがきは形式的なものではなく、相手への思いやりを伝える大切なご挨拶です。
最近ではネット印刷を活用することでデザイン選びから印刷・発送までをスムーズに行えるようになり、忙しい時期でも安心して準備ができます。印刷会社を選ぶ際は仕上がりの品質・納期の早さ・料金の明確さをチェックし、早めの注文がおすすめです。
また早割キャンペーンやまとめ注文を利用すれば費用を抑えることも可能です。
喪中はがきを出す時期は11月中旬〜12月初旬が目安。マナーを守りつつ、気持ちが伝わる一枚を届けましょう。
ネット印刷を上手に活用すれば手軽かつ丁寧にご挨拶の準備ができます。