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チラシ・フライヤー

A4チラシ・フライヤー印刷で迷わない!おすすめ印刷会社を【早い・格安・テンプレート豊富】タイプ別に紹介

「せっかく作ったチラシ、印刷でガッカリした…」そんな経験はありませんか?
A4サイズのチラシやフライヤーは、販促の顔ともいえる重要なアイテム。色味や紙質、仕上がりのクオリティ次第で見た目の印象も効果も大きく変わります。
しかし数ある印刷会社の中からどこを選べば失敗しないのか迷う方も多いはずです。

この記事では初心者でも安心して依頼できる、A4チラシ印刷におすすめの印刷会社を厳選して紹介します。
料金や納期はもちろん、少部数対応や特殊用紙の有無なども比較しているのであなたの目的にぴったりの会社が見つかります。

チラシ通販印刷おすすめ会社8社厳選!早さ・安さ・デザイン別ならどこがいいかも解説

 

おすすめの印刷会社7選

初めに以下でおすすめの印刷会社をタイプ別にご紹介します。

 

格安でチラシ・フライヤーを作れる印刷会社

  • BEST PRINT
  • プリントパック
  • イロドリ

BEST PRINT

BEST PRINTはチラシや名刺、パンフレットなど幅広い印刷物をリーズナブルに提供している印刷サービスです。特に10部から対応可能な小ロット印刷に強みがあり、個人や小規模事業者でも気軽に注文できるのが魅力です。

さらに価格の安さも大きな特徴で、例えば100枚両面カラー印刷でも2,000円以内で作成できるなど業界内でもトップクラスの低価格を実現しています。そのため「できるだけ費用を抑えたい」「少部数だけ試しに印刷したい」という方にぴったりのサービスです。
また注文後に部数や用紙、配送先の変更に柔軟に対応してくれるほか、データチェックが完了するまでは修正可能、印刷開始前なら無料キャンセルもできるので万が一のときにも安心。コスト面と利便性を兼ね備えた、使い勝手の良い印刷会社といえます。

印刷会社名 BEST PRINT
運営会社 株式会社五色
A4チラシ
(100部+両面カラー+3営業日)
2,270円
A4チラシ
(100部+両面カラー+5営業日)
1,910円
A4チラシ
(100部+両面カラー+当日発送)
7,910円

詳しくはコチラ

 

プリントパック

プリントパックはネット印刷通販で売上No.1、累計利用件数も業界No.1を誇る大変信頼度の高い印刷会社です。プロのデザイナーや他の印刷会社からも数多く注文が寄せられるほど、品質と安心感に定評があります。

全国に11ヶ所の自社直営拠点を構えており、すべての印刷物を自社で一貫生産しているため高品質を維持しながら低価格を実現。また全国どこでも送料無料で届けてくれるのも大きな魅力です。

さらに満足できない場合には返金または再印刷を選べる「完全返品保証制度」を用意。特に初回から3回目までの注文はデータ作成や入稿に不備があった場合でも申し出れば返品が可能です。こうした手厚い保証は業界でも珍しく、「まずは試しに印刷を依頼してみたい」という方にも安心して利用できるサービスとなっています。

印刷会社名 プリントパック
運営会社 株式会社プリントパック
A4チラシ
(100部+両面カラー+3営業日)
1,850円
A4チラシ
(100部+片面カラー+9営業日)
437円
A4チラシ
(100部+両面カラー+当日発送)
2,460円

 

イロドリ

イロドリはお客様満足度99%以上という高い評価を獲得している印刷会社です。ポスターやチラシといった定番の印刷物に加え、CD/DVDジャケット、Tシャツ、フロアマットなど幅広いアイテムに対応しているのが大きな特徴です。

価格もリーズナブルですが、さらにお得に利用できる仕組みが充実しています。利用ごとに1ポイント=1円として使えるポイントが貯まるほか、印刷物にイロドリのロゴを掲載することで商品代金から5%割引、または10%分のポイント還元が受けられます。貯めたポイントはネットマイルに交換可能で、利用すればするほどお得に印刷が楽しめます。

サポート体制も万全で常駐スタッフが24時間体制で電話やチャットに対応。疑問や不安をすぐに解消できる安心感があります。さらにデータ入稿後は5時間以内にプロのスタッフが印刷可能かどうかをチェックしてくれるため、スムーズかつスピーディーに印刷を進められるのも魅力です。

印刷会社名 イロドリ
運営会社 株式会社プリマリール
A4チラシ
(100部+両面カラー+3営業日)
2,284円
A4チラシ
(100部+両面カラー+7営業日)
1,757円
A4チラシ
(100部+両面カラー+当日発送)
3,164円

 

即日対応・急ぎでチラシ・フライヤーを作れる印刷会社

  • スプリント
  • パプリ by ASKUL
  • ACCEA EXPRESS

スプリント


スプリントは初めて利用する方でも安心できる充実したサポート体制が魅力です。請求書払いなどの支払い方法への対応はもちろん、購入に至るまでの電話サポートも手厚く、年中無休で朝8時から夜24時まで問い合わせが可能です。

さらに1都3県限定(※1)でチラシ・ポストカード・会議資料などの印刷物を最短3時間で出荷できるサービスを提供しています。例えば10時までの入稿で15時出荷、12時入稿で17時出荷、一番遅い便では18時受付・21時出荷が可能です。
またさらにスピードを最優先したい方には名刺とA4チラシ限定で最短2時間の工場受け取りサービスも用意されています。平日12時から24時まで、東京メトロ東西線「竹橋駅」直結の工場で受け取りが可能なため、急ぎで必要なときに大変便利です。

※1)東京23区・神奈川県・埼玉県・千葉県

印刷会社名 スプリント
運営会社 株式会社ugo
A4チラシ
(100部+両面カラー+3営業日)
4,380円
最短3時間仕上げ:A4チラシ
(100部+両面カラー)
18,960円
最短2時間仕上げ:A4チラシ
(100部+両面カラー)
13,800円

詳しくはコチラ

 

ACCEA EXPRESS

ACCEA EXPRESSは株式会社アクセアが提供するオンデマンド印刷サービスで、特にスピードと利便性を重視している点が特徴です。国内では24都道府県に店舗を展開しており、さらにシンガポールにも拠点を持つため全国どこでも利用しやすい環境が整っています。

チラシやフライヤーの印刷は最短3時間で仕上がるため、急ぎの案件にも安心して対応可能です。特急料金が発生しない点も大きな魅力で、コストを気にせずスピーディーに印刷できるのは嬉しいポイントです。印刷物は近くの店舗で直接受け取ることができ、さらに12時までに受付を済ませれば当日発送にも対応しています。ただし色校正には対応しておらず、入稿したデータ通りに印刷されるため、事前にデータの確認をしっかり行うことが重要です。

印刷会社名 ACCEA EXPRESS
運営会社 株式会社アクセア
最短3時間仕上げ:A4チラシ
(100部+両面カラー)
2,156円

 

テンプレが豊富な印刷会社

  • ラクスル
  • グラフィック

ラクスル

ラクスルはチラシ・ポスター・名刺などの印刷物を誰でも手軽に作成できる大手ネット印刷サービスです。24時間いつでもオンラインで注文でき、全国どこでも送料無料で届けてくれるなど利用者にとって便利で安心なサービスが揃っています。

デザインテンプレートは1,500種類以上用意されており、セミナー用やイベント用、通販用、求人用などさまざまなシーンに合わせたデザインを選ぶことができます。そのため「デザインは苦手」という方でも簡単にプロ品質のチラシやポスターを作成可能です。またIllustratorなどの専門ソフトがなくても、Web上で白紙からオリジナルデザインを作ることもできます。さらにチラシは10部から印刷できるため、小ロットでも無駄なく利用できる点も大きな魅力です。

これにより個人から中小企業、イベント主催者まで、幅広いニーズに対応できる柔軟性と利便性を兼ね備えた印刷サービスとして多くの人に選ばれています。

印刷会社名 ラクスル
運営会社 株式会社ugo
A4チラシ
(100部+両面カラー+3営業日)
1,644円
A4チラシ
(100部+両面カラー+4営業日)
1,590円
A4チラシ
(100部+両面カラー+当日出荷)
3,141円

詳しくはコチラ

 

グラフィック

グラフィックは京都府京都市に本社事業部を置くネット印刷会社です。会員登録数と利用者数は業界トップクラスで、プロからの信頼も得ています。オンラインでの注文から印刷・発送までを一貫して自社で管理し、低価格と高品質を実現しています。

 

グラフィックもテンプレートが豊富で約500種類もの数があり、写真や文字を入れるだけで本格的なチラシやビラの印刷データが作成できます。さらに9,262万点以上の無料素材の写真やイラストも豊富なので自分で一からデザインを作る際にも安心です。もちろんフォントも62種類あり、プロも使用するモリサワの書体を搭載。ゴシック体、明朝体はもちろん丸文字や筆文字、デザイン書体など無料で利用できます。

またパワーポイント版のテンプレートもできるようになっています。

 

A4サイズチラシ・ポスターはどこで使用される?

A4サイズのチラシやポスターは、日常のさまざまなシーンで使われています。特にA4は「配布しやすい」「掲示しやすい」「持ち帰りやすい」というサイズ感から非常に汎用性が高いのが特徴です。

チラシ

店舗集客用

チラシは飲食店や美容院、雑貨店など実店舗の集客に非常に効果的で、新メニューやセール情報、キャンペーンの告知を目的として配布されます。
特に地域密着型の店舗ではチラシをポスティングしたり店頭で手渡したりすることで、近隣住民に直接アピールできます。割引クーポンや特典付きのチラシにすることで来店意欲をさらに高めることが可能です。

地域・イベント告知

自治体や商店街、企業主催のイベントではチラシが告知手段として活用されます。
地域の祭り、スポーツ大会、講演会、展示会など幅広いイベント情報を住民や参加者に伝えるのに最適です。ポスティングや駅前配布、施設内設置など多くの人の目に触れる場所で配布されることが多く、日時・場所・参加方法などの情報をわかりやすく伝える工夫が重要です。
チラシに地図やQRコードを載せることで、参加率を高めることもできます。

企業の販促・営業

企業の新商品やサービスの販促、営業活動でもチラシは有効です。
商談前に手渡したり展示会・セミナーで配布したりすることで、商品・サービスの魅力を短時間で伝えられます。図や写真を多用し、特徴やメリットを端的にまとめることで受け取った相手に印象を残しやすくなります
またキャンペーン情報やお問い合わせ先を明記することで、具体的な行動を促すことも可能です。

求人募集

アルバイト・パート・正社員などの求人告知でもチラシは利用されます。
特に地域に根ざした募集では周辺住民や通勤者に直接アプローチできる点が魅力です。勤務時間、給与、仕事内容、応募方法などをわかりやすく記載し、写真やイラストで職場の雰囲気を伝えることで応募意欲を高めることができます。
またQRコードを載せてウェブ応募に誘導する手法も一般的です。

不動産・住宅関連

不動産や住宅関連のチラシは物件情報の告知やオープンハウス案内、住宅設備やリフォームサービスのPRに活用されます。
写真や間取り図を掲載し、物件の特徴や価格、交通アクセスなどの情報を整理して伝えることが重要です。地域ごとにターゲットを絞り、ポスティングや新聞折込で配布することで購入希望者や問い合わせ者の獲得につながります。

 

ポスター

店舗内外の掲示

ポスターは店舗の集客や販促において重要なツールです。
新商品の発売やキャンペーン、セール情報を店頭や店内に掲示することで通行人や来店者の目に入りやすく、購買意欲を刺激できます。大型ポスターを入口付近に置くことで遠くからでも視認でき、季節限定商品やイベントなどの情報を効果的に伝えることが可能です。
また店内では商品の詳細やおすすめポイントを伝えるミニポスターも活用できます。

公共施設・学校

公共施設や学校では地域イベントや講座、ワークショップの告知などにポスターが活用されます。
掲示板や出入口付近に設置することで来館者や学生の目に自然に入り、参加や周知を促す効果があります。また防災訓練や注意喚起、交通安全の情報など公共性の高い情報を伝える手段としても重要です。

病院・クリニック

病院やクリニックでは健康診断や予防接種の案内、感染症対策の注意喚起などでポスターが使用されます。
待合室や受付付近に掲示することで、患者や付き添いの方にタイムリーに情報を伝えられます。さらに診療科やサービス内容を視覚的に案内することで、初めて訪れる患者でもスムーズに案内が理解できます。

企業内掲示

企業内では社内イベントや研修の告知、安全衛生情報、業務ルールの周知などにポスターが利用されます。
休憩室や共用スペース、エレベーター前に掲示する
ことで社員が自然に情報を目にする機会が増え、効率的に社内コミュニケーションを促すことができます。さらにビジュアルやデザインに工夫を加えることで、注意喚起の効果をより高めることも可能です。

 

チラシ・ポスターの印刷会社を選ぶポイント

チラシ・ポスター印刷会社を選ぶ際のポイントについて、それぞれ詳しく解説します。

  • 実績と信頼はあるか
  • 自社工場を所有しているか
  • 急ぎ案件にも対応してくれるか
  • 対応力・サポート体制は整っているか
  • 品質管理体制が整っているか
  • 入稿方法がわかりやすいかどうか
  • 用紙・加工のバリエーションは豊富か

実績と信頼はあるか

チラシやポスターの印刷を依頼する際に、まず注目すべきは印刷会社の実績と信頼性です。

長年にわたり多くの顧客から選ばれてきた会社はそれだけで一定の品質や対応力があることを示しています。また実績豊富な会社は多様な業種や目的の印刷物を手掛けてきているため、初めての依頼でも安心して任せられます。
さらに口コミや導入事例、取引先の企業規模なども信頼度を測るポイントです。

安心して依頼できる会社かどうかを判断するために過去の実績や利用者の声を確認するとよいでしょう。

自社工場を所有しているか

印刷会社が自社工場を所有しているかどうかも重要な判断基準のひとつです。

自社工場を持っている会社は企画から印刷、加工、発送までを一貫して対応できるため、中間業者を介さずスムーズな進行が可能です。その結果納期短縮やコスト削減にもつながります。
また自社工場があることで印刷工程の管理や品質のコントロールが行き届きやすく、安定した仕上がりを期待できます。さらに特殊加工やオリジナル仕様の依頼など柔軟な対応ができる点も魅力です。

信頼できるパートナーを探すなら、自社工場の有無は必ず確認しておきたいポイントです。

急ぎ案件にも対応してくれるか

販促やイベントの準備では「急に大量のチラシが必要になった」「納期が迫っている」といった状況がよく発生します。

そんな時急ぎ案件に柔軟に対応してくれる印刷会社は非常に頼りになります。特急対応や当日発送などを用意している会社であれば、急なスケジュール変更にも安心です。さらに自社工場を持っている印刷会社なら工程を自社で調整できるため、外注に比べてスピーディな対応が可能です。

スケジュールがタイトな案件でも確実に納品してもらえるかどうかは実際の業務に直結する重要な要素といえるでしょう。

対応力・サポート体制は整っているか

印刷物を作成する過程ではデータの不備やデザインに関する疑問など、さまざまな相談が発生することがあります。

そのため印刷会社の対応力やサポート体制が整っているかは非常に大切です。例えば専門のスタッフがデータチェックを行ってくれるか、電話やチャットなどで迅速に相談できる窓口があるかなどが判断基準となります。
また入稿から納品までの流れを丁寧に案内してくれる会社なら、印刷に不慣れな方でも安心です。

単に印刷をするだけではなく顧客の目線に立ったサポートが充実している会社を選ぶと、トラブルを未然に防ぎスムーズに進められます。

品質管理体制が整っているか

チラシやポスターは企業や商品のイメージに直結するため、印刷品質は妥協できない要素です。

そのため印刷会社がどのような品質管理体制を整えているかを確認することが重要です。例えばカラーマネジメントを徹底しているか、出荷前の検品体制があるかといった点は信頼性を大きく左右します。
また品質基準を明確に掲げている会社や、ISOなどの認証を取得している会社であれば、安定した品質が期待できます。

せっかくのデザインも色味や仕上がりが不安定では効果が半減してしまうため、品質管理が徹底されているかを事前にチェックすることが大切です。

入稿方法がわかりやすいかどうか

印刷を依頼する際にはデータを入稿する必要があります。この入稿方法が複雑だと利用者にとって大きな負担となり、思わぬミスやトラブルにつながりかねません。

わかりやすい入稿ガイドを用意している会社や専用の入稿システムを提供している会社は、利用者にとって安心です。またIllustratorやPDFなど主要な形式に対応しているかどうかも確認しておきたいポイントです。さらに不備があった場合に自動チェックやスタッフによる確認を行ってくれる会社であれば印刷前に問題を解決できます。

用紙・加工のバリエーションは豊富か

チラシやポスターはデザインだけでなく紙質や加工によって印象が大きく変わります。

そのため用紙や加工の選択肢が豊富にそろっている印刷会社を選ぶことは大切です。例えば光沢感のあるコート紙や高級感を出せるマット紙、環境に配慮した再生紙など、用途に合わせた提案ができる会社は信頼できます。
また表面加工や折り加工、箔押しなど特殊加工に対応できるかどうかもチェックポイントです。選択肢が豊富であれば目的に応じて最適な仕上がりを実現でき、より効果的な販促物に仕上げられます。

 

データ入稿をする際に気をつけたいこと

  • カラーモードをCMYKに設定する
  • フォントはアウトライン化 or 埋め込みする
  • 画像解像度は300dpiが目安
  • リンク画像の埋め込み忘れに注意
  • 入稿データ形式の確認
  • 塗り足しを必ずつける

カラーモードをCMYKに設定する

印刷物は「CMYK(シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック)」のインクを使って表現されます。

そのためデザインデータをRGB(ディスプレイ用の光の三原色)で作成すると印刷時に大きな色味のズレが発生してしまうことがあります。鮮やかな蛍光色やディスプレイ特有の発色は再現できないため、必ずカラーモードをCMYKに変換してから入稿することが重要です。

特に写真やイラストを扱う場合は、印刷に近い色合いでデザインを確認するために早めにCMYKに設定して作業を進めると安心です。

フォントはアウトライン化 or 埋め込みする

デザインに使用したフォントは印刷所の環境にそのフォントが入っていないと正しく表示されず、文字化けや別のフォントに置き換えられるリスクがあります。

これを防ぐためにフォントは「アウトライン化(パスに変換)」するか「フォントを埋め込む」必要があります。アウトライン化は文字を図形として扱うため、フォントがなくても正しく表示できます。一方で修正ができなくなるので校了前に必ず確認しましょう。

PDF入稿の場合はフォントの埋め込みが可能なケースもあるため、印刷所のルールに従うことが大切です。

画像解像度は300dpiが目安

印刷物では画像の解像度が低いとぼやけたり粗く見えてしまいます。

一般的に原寸サイズで300dpi(dots per inch)を目安に設定すると高品質に仕上がります。特に写真や細かいイラストを使う場合、解像度が不足すると見た目の印象が大きく損なわれます。Web用の画像は72dpiが多いため、そのまま印刷用に使うと荒くなることがあるので注意が必要です。

もし解像度が足りない場合は大きく引き伸ばさず適正サイズで使用するのがポイントです。

リンク画像の埋め込み忘れに注意

IllustratorやInDesignなどで画像を配置した場合、「リンク画像」として参照しているだけの状態だと、入稿データから画像が抜けてしまうことがあります。

その結果印刷時に画像が表示されない、低解像度のプレビュー画像で印刷されるなどのトラブルが起きる可能性があります。これを防ぐには画像を必ず「埋め込み」するか、リンクファイルを一緒にまとめて入稿することが重要です。印刷所によっては「パッケージ機能」で必要なデータをまとめる方法を推奨しているので、作業後に確認してから入稿しましょう。

入稿データ形式の確認

印刷会社ごとに推奨する入稿データ形式は異なります。

一般的にはPDF/X形式(印刷向け規格のPDF)が推奨されますが、AIファイルやEPS、PSDなどを受け付けている場合もあります。対応していない形式で入稿するとデータ変換の際に不具合が起きる可能性があるため、事前に印刷会社のガイドラインを必ず確認することが大切です。

またトンボや塗り足しの有無などもデータ形式によって変わるので、推奨形式で保存し直してから入稿するのが安心です。

塗り足しを必ずつける

印刷工程では断裁のわずかなズレが発生することがあります。

そのため仕上がりサイズぴったりでデザインを作成すると、裁ち落とした部分に白い余白が出てしまうリスクがあります。これを防ぐために「塗り足し」と呼ばれる余白部分を外側に3mm程度つけてデザインする必要があります。背景色や写真、図柄などは仕上がり線より外まで広げることで断裁ズレがあっても白い部分が出ず、綺麗な仕上がりになります。トンボを付ける際にも塗り足しを忘れないよう注意しましょう。

 

まとめ

A4サイズのチラシやフライヤーを印刷する際には価格だけでなく、納期や用紙の種類、仕上がりのクオリティ、オプションサービスなどもチェックして選ぶことが大切です。

今回紹介した印刷会社はそれぞれ特徴や強みが異なるため、用途や目的に合わせて選ぶことで失敗を防げます。また入稿データの作成や色味の確認など、事前準備をしっかり行うことも、完成度の高いチラシを手に入れるためのポイントです。

初めての方も安心して依頼できる会社を選び、プロの印刷クオリティで効果的に商品やサービスをアピールしましょう。

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