バーチャルオフィス福岡住所のおすすめ12社

九州地方最大都市となる福岡県の住所で仕事をしたいと考えている人も多いのではないでしょうか？この記事は福岡県の住所を貸してくれるおすすめのバーチャルオフィス会社を12社紹介しています。

福岡県のバーチャルオフィスとして人気の住所は「博多」と「天神」です。

博多駅は九州一の乗降客数の駅でオフィス街やデパートなどの商業施設が立ち並び人の流れの多い地区となります。観光客も多い駅ですが、観光客の多くは天神地区などを訪れることが多いので博多は九州のビジネスの中心地的な場所です。

一方観光客などに人気の天神エリアですが、再開発で観光客だけでなくビジネス街としても成長を見せているエリアです。ビジネスチャンスの豊富さから起業家なども集まっている地区です。

◎1,000円以下バーチャルオフィス。登記なし住所利用のみ

サービス名	公式サイト	最安値プラン	月額費以外（初期）	アドレス	法人登記	その他
GMOオフィスサポート		660円/月	なし	・博多駅前 ＜福岡以外の住所＞ └都内5か所/横浜/大阪/名古屋/京都	NG （登記は1,650円～プランから）	最低12カ月契約
DMMスマホオフィス		660円/月	10,500円 （保証金＋入会金）	・福岡天神 ＜福岡以外の住所＞ └渋谷/銀座/大阪/名古屋	NG （登記は1,650円～プランから）	最低12カ月契約

◎登記OK・郵便転送ありのバーチャルオフィス比較表

サービス名	公式サイト	月額費（年契約）	月額費以外	アドレス	法人登記	郵便転送	その他
GMOオフィスサポート		1,650円	なし	・博多駅前 ＜福岡以外の住所＞ └都内5か所/横浜/大阪/名古屋/京都	OK	月1回 （※隔週/週1はプランアップ）	最低12カ月契約
DMMスマホオフィス		2,530円	10,500円	・福岡天神 ＜福岡以外の住所＞ └渋谷/銀座/大阪/名古屋	OK	週1（毎週水曜日）	最低12カ月契約
ハーベスト		4,208円	9,900円	・博多駅前 ＜福岡以外の住所＞ └東京三田/京都/大阪(4店)/神戸/名古屋	OK	週1（毎週金曜日）	最低1カ月契約
ワンストップ		5,280円/月	10,780円	・福岡天神/博多 ＜福岡以外の住所＞ └熊本/東京(22店)/その他(15店)	OK	週1回
Karigo		5,500円	5,500円	・福岡大手門/博多 ＜福岡以外の住所＞ └東京(26店)/その他(29店)	OK	あり（送料実費）
fabbit		3,980円＋1,980円※ （※郵便転送）	22,000円 （小倉のみ5,500円）	・博多/天神/宗像/小倉	OK	転送タイミング記載なし
アクトオフィス 博多		11,780円	19,800円	・博多区博多駅前	OK	転送タイミング記載なし
サーブコープ		12,000円 （※11/30まで 8,640円）	なし	・博多駅前/福岡天神 ＜福岡以外の住所＞ └東京(16)/横浜/大阪(3)/名古屋(2)	OK	転送タイミング記載なし	・1日1時間全店舗会議室利用可能
天神ベース		11,000円＋4,400円※ ※郵便転送月2回	11,000円	・福岡市天神	OK	・オプション月2回4,400円/月
ビズポイント		22,000円	なし	・博多駅前/福岡天神 ＜福岡以外の住所＞ └鹿児島	OK	・受取対応はあり転送は要確認
リージャス		17,800円～	要問合せ	・福岡(6店舗)/北九州(2店舗) ＜福岡以外の住所＞ └全国170拠点	OK	・要問合せ

そもそもバーチャルオフィスとは

バーチャルオフィスとはそもそもどんなサービスなのでしょうか？バーチャルオフィスを使って開業しても大丈夫なの？という疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。まずはバーチャルオーフィスとはどんなサービスなのか、デメリットなどについても見ていきましょう。

事業用の住所を貸してくれるサービス

バーチャルオフィスとは言葉の通り「架空（バーチャル）の仕事場（オフィス）」という意味です。「架空」なので怪しいという思う人もいるかもしれませんが、全くそんなことはありません。

会社を設立するときなどには「会社がどこにあるか」の住所が必要となります。この住所は実際に仕事をしている住所ではいけないという制限はありません。実際の仕事は自宅でやっているので必ずしも自宅の住所にしなければいけないということはないのです。

個人事業主でもネットショップを開設する際などの特商法には必ず住所の記載が必要となります。自宅住所を記載すると不特定多数の人に自宅住所が知られてしまうのでセキュリティ上不安という人もいると思います。そんな人に便利なのがバーチャルオフィスです。

バーチャルオフィスの基本的なサービス内容としては

となっていて、実際のオフィスを賃貸するよりも格段に安く利用することができます。

バーチャルオフィスはこんな人におすすめ！

バーチャルオフィスはオフィスを持っていない人やこれから開業しようとしている人、オフィスの賃料を下げたいという人におすすめのサービスです。

法人登記やネットショップ開設では事業所住所の開示が必要となります。在宅ワークとして自宅で作業はしつつも住所表示としては別の場所を選択する方は増えており、そんなときにバーチャルオフィスのアドレスを利用する事業者はコロナ禍の影響もありどんどんと増えています。

バーチャルオフィスをおすすめしない業種

バーチャルオフィスを使っての法人登記はどんな業種でもOKで「こういった住所」を使わなければいけないという制限はないのですが、業種によっては「事務所」の設置を義務付けられている業種もあり、バーチャルオフィスの住所では開業届が受理されないといった業種もあります。

注意をしなければいけない業種としては以下のような業種があります。

紹介した上記のような業種での開業を考えている人はバーチャルオフィスで登記をしても受理されないケースがあるので賃貸型のオフィスまたは自宅での登記をするのが無難です。バーチャルオフィスによってはレンタルオフィスを同時に貸し出している会社も多く、そういったバーチャルオフィスでは上記のうち一部業種（利用者の4割が士業士というバーチャルオフィスもあります）では実績豊富なバーチャルオフィスもありますので、利用を検討しているバーチャルオフィスの場合には事前に同様の業種の方の利用などがあるかを問合せてみるとよいでしょう。

バーチャルオフィス利用のデメリットについて

登記などに賃貸オフィスなどよりも圧倒的に安く住所を利用できるバーチャルオフィスですがデメリットもあるので事前に知っておきましょう。デメリット回避の方法などについても紹介するので参考にしてみて下さい。

◎他の利用者と住所は共有使用

バーチャルオフィスは同一の住所を利用者に貸し出すサービスなので他の利用者と住所はかぶります。

ネットで検索することで複数の事業者がヒットするので不信感を抱くお客様もいるかもしれません、とはいえ、バーチャルオフィスへの認識は広まっていますし、そもそも後ろめたいことをしているわけではないですが、顧客の受け取り方によってはマイナスイメージとなる可能性があるということは頭の隅に入れて利用するようにしましょう。

◎バーチャルオフィスを利用できない業種がある

業種によっては事務所の設置が義務付けられている業種があります。そのような業種の場合、バーチャルオフィスでは開業を受理されないケースがありますので注意しましょう。特に注意が必要な業種については下記で列挙しています。

⇒おすすめしない業種

おすすめしない業種の中に「士業士」を記載していますが、バーチャルオフィスによっては利用者の4割が士業士というところもあります。これはフリーデスクや専用の個室ブースなどの貸出も併設しているバーチャルオフィスの場合です。作業スペースの貸出があるかによって変わってきますので、不安な方は自分の業種の利用実績などをヒアリングするようにしましょう。

◎銀行によっては口座開設NG

残念ながら審査の厳しい銀行ではバーチャルオフィスという理由で口座開設NGとしている銀行があります。特に信用金庫や信用組合などでその傾向が強いです。開設できたという銀行も多く存在しますのでその一例を紹介していきます。

バーチャルオフィスでも口座開設の実績の豊富な銀行

バーチャルオフィスで口座開設NGといわれることが多い銀行

※1 興産信用金庫についてはアントレサロンでは開設実績あり（下記参照）という情報も、支店単位で判断が異なっている可能性もあります。

参照：アントレサロンHPより

◎郵便物が届くのに時間がかかる

バーチャルオフィスに届いた郵便物は利用者がオフィスに行き郵便物の直接受け取ることができる会社もありますが、一般的にはバーチャルオフィスの郵便物転送サービスなどを利用し自宅へ再配達されます。転送サービスの多くは週に1回か月に1回と郵便物をまとめて転送を行うのでこの期間だけ手元に郵便物が届くまでに時間がかかります。

会社によっては即時転送などを別料金などで用意している会社もあります。

福岡県住所のおすすめバーチャルオフィス11社

GMOオフィスサポート：福岡県最安値バーチャルオフィスはここ

GMOオフィスサポートは大手GMOグループが展開するバーチャルオフィスサービスで、福岡県で最安値で住所貸しをしています。福岡アドレスでバーチャルオフィスを探している方にはもっともおすすめなのがGMOオフィスサポートです。

法人登記なしのネットショップや特商法用の住所であれば月額660円で利用できる最安値バーチャルオフィスです。

法人登記用で考えている場合にも最安値料金1,650円（郵便転送月1回）で提供しています。法人登記においては役所などからの郵便物が届くの「郵便物を受け取れる」というのは必須のオプションとなります。郵便物の転送を頻度を増やしたいという場合にはプランアップが必要で隔週転送が月額2,200円、週1転送が月額2,750円となります。

また、銀行口座開設なども視野に入れている場合にはGMOグループが運営するGMOあおぞらネット銀行などの紹介をしてくれます。大手が経営するバーチャルオフィスのため他行での開設実績も豊富です。

★★各プラン現在3か月分の利用料無料キャンペーン中

GMOオフィスサポートは1年契約となりますが、現在3か月分の月額料金無料キャンペーン中なので各プランの月額料金の9か月分の支払いで1年間利用することができます。

GMOオフィスサポート公式サイト

DMMバーチャルオフィス：oViceがずっと無料で使える

DMMバーチャルオフィスは大手IT会社DMMが運営するバーチャルオフィスです。料金プランは法人不可の「660円プラン」、法人登記OK＆郵便転送なしの「1,650円」、法人登記OK＆郵便転送あしの「2,530円」の3プラン。料金相場としては格安から中堅の相場となる料金体ですが、社内のオンラインMTGや会員ビジネスを行う人にはお馴染みとなるoVice（オヴィス）のベーシックプラン（通常5,500円）が無料でずっーと利用できるなど特典が豊富についてきます。

DMMバーチャルオフィス公式サイト

ハーベスト：電話やFAXも専用の固定番号を利用した人向け

ハーベストは大阪に5店舗を持つバーチャルオフィスで西日本を中心に事業展開をしている会社です。大阪の他には京都、神戸に店舗を持ち福岡では博多駅前のANAクラウンプラザホテルそばに店舗を持っています。料金プランは4種類あり、電話関連のオプションでプランアップとなっていきます。専用電話、電話代行、専用電話＋電話代行という順にプランアップしていきます。

ハーベスト公式サイト

ワンストップビジネスセンター：全国33か所の会議室が使える大手バーチャルオフィス

ワンストップビジネスセンターは全国に41店舗、福岡県ないでも天神と博多の両方に店舗を持つ大手バーチャルオフィス会社です。ワンストップビジネスセンターの会員はどこの店舗でも会議室利用が可能なので博多でも天神でもどちらの会議スペースを利用することができるというメリットがあります。また、30日間の完全返金保証制度があるので安心して利用ができます。

◎起業家応援キャンペーンとして初期費用と初月の月額費が無料になるキャンペーン中

ワンストップビジネスセンター公式サイト

KARIGO：代官山・浜松町・千駄木・多摩・調布・府中を利用したい人におすすめ

KARIGOはバーチャルオフィスの中で都内26店舗、全国に56拠点を持つ大手バーチャルオフィス会社です。サービス開始は2006年からでバーチャルオフィス会社としては老舗企業。福岡県内にも中央区大手門と博多の2店舗があります。

KARIGO公式サイト

fabbit：福岡県内に4店舗を持つ小倉、宗像で探している人におすすめ

fabbitは福岡県内に4店舗を持つバーチャルオフィスです。人気地となる「博多」「天神」と共に「小倉」「宗像」といった地域に店舗を持っています。「小倉」や「宗像」住所で探している人にはおすすめのバーチャルオフィス会社となります。

fabbit公式サイト

アクトオフィス博多：

博多駅から徒歩3分という立地にあるアクトオフィス博多はレンタルオフィスととして専用デスクの提供もしているので、いつかは専用デスクも借りたいという人にはおすすめです。会議室スペースも会員なら1時間1,500円で利用も可能です。

アクトオフィス博多公式サイト

SURVCORP：20か国、150以上の拠点を持つ世界的バーチャルオフィス企業

サーブコープは20か国以上150以上の拠点を持つ世界的なワークスペース提供会社です。日本国内でも27拠点を持ち福岡県では「福岡天神」と「博多」に2店舗があります。サーブコープの特徴として1日3時間まで他の拠点のコワーキングスペースも利用が可能なので出張などが多い人にも便利です。

サーブコープ公式サイト

天神ベース：福岡天神のシェアオフィス

福岡天神でシェアオフィスを運営している天神ベース。シェアオフィスサービスの１つとしてバーチャルオフィス専用のプランも用意されています。郵便転送は月2回でオプション扱いとなるのでバーチャルオフィス料金とは別に4,400円/月の支払いが必要となります。

BIZ-POINT（ビズポイント）：福岡・鹿児島のバーチャルオフィス

ビズポイントは福岡で2店舗、鹿児島で1店舗と九州でレンタルオフィスを運営している会社です。レンタルオフィスサービスとは別にバーチャルオフィスとして住所貸しの事業も行っています。レンタルオフィスサービスではイスや机などの必要なものはすでに揃って状態で提供しています。いずれはバーチャルオフィスから実際のオフィスを持ちたいという人にはおすすめです。

リージャス：いつかはオフィスも、という方向け

リージャスは本社がスイスにある世界的なレンタルオフィス会社で、福岡県では北九州（小倉2店舗）、福岡（博多4店舗、天神2店舗）の計6店舗をバーチャルオフィスとして利用可能。バーチャルオフィスとして住所利用可能な店舗はすべてコーワキングや専用個室などのサービス提供しているのでいつでもグレードアップが可能なのでゆくゆくは自分専用のブースを持ちたいという人におすすめです。また、国内の170拠点だけでなく120か国で展開するリージャスのビジネスラウンジを利用することができるという魅力もあります。

リージャス公式サイト

福岡で無料で利用できるコワーキングスペース

スタートアップカフェ：福岡での起業をバックアップ

画像：スタートアップカフェHPより

福岡市の起業前後のサポート無料のカフェ「スタートアップカフェ」。スタートアップカフェは福岡での起業、創業をサポートを目的につくられたカフェで、カフェとして作業することはもちろん、様々な業種、創業を志す人々が集まり、相談、交流することができる空間です。

スタートアップカフェ詳細はこちら

まとめ：最後にバーチャルオフィス選びで大切なこと

在宅ワークの高まりとともにバーチャルオフィスを利用する人は増えているのでバーチャルオフィス会社自体の数も増えてきていますが、バーチャルオフィスの業界は数百円単位の熾烈な競争をしています。数年後にはいくつかの会社が消えてしまっていることでしょう。

バーチャルオフィスを選ぶ際には安いだけでなく安心して長く利用することができるかというのも重要です。ビジネスに使う住所です、慎重に信頼できるバーチャル会社を選ぶようにしましょう。