法人登記できるバーチャルオフィスおすすめ11選！選び方も一緒に紹介！

昨今は若い世代を中心に、自分で起業したり副業を始めたりする人が多くなってきています。

ただ起業する際に、「どの住所を利用しようか」「初期コストなど金銭的な負担は軽くしたい」と考えている方は多数いるのではないでしょうか。

そんなときにおすすめなのがバーチャルオフィス。事務所などのスペースが必須でなければ低コストで企業することができます。

今回は月額2,000円以下で法人登記ができるおすすめの格安バーチャルオフィス11選を紹介します。もしバーチャルオフィスで「法人登記したいけどどこが良いの？」「なるべくコスト削減したい」という方は是非参考にしてみてください。

格安バーチャルオフィスは大丈夫？

格安のバーチャルオフィスって安いけど大丈夫なの？と思う方もいると思うので、メリットや注意点を合わせて紹介します。

格安バーチャルオフィスのメリット

格安バーチャルオフィスの最大のメリットは初期費用やランニングコストが低いことです。

初期費用はだいたい手数料＋保証金＋1～2ヶ月分の利用料ですが、毎月の金額が安ければかなり初期費用を抑えることができます。

また中には月額10,000円台のバーチャルオフィスもあるので、比べるとかなり差があることがわかります。

この表を見ただけでもかなり差があることがわかりますよね。

コスト削減を第一優先として考えているのであれば、金額の安いバーチャルオフィスはかなりメリットがあるでしょう。

格安バーチャルオフィスでの注意点

注意点は4つあります。

• プランによっては法人登記ができない場合がある
• 業種によってはバーチャルオフィスをりようできない
• 同じ会社名では登記できない
• 銀行口座開設や融資を受けづらい金融機関もある

以下で詳しく説明します。

プランによっては法人登記ができない場合がある

事業社やプランによっては登記不可のものもあるのでサービス内容をよく確認する必要があります。

月額500円といった格安バーチャルオフィスは安く利用できる分、法人登記ができない場合がほとんどです。このプランはネットショップなどを運営し、住所利用のみを目的とした人が選ぶプランなので注意しましょう。

各会社のホームページに法人登記可能かどうかは必ず記載されているので、利用する前に必ずチェックしてください。

業種によってはバーチャルオフィスをりようできない

以下の業種は「事務所」の設置を義務付けられており、物理的な作業スペースを持たないバーチャルオフィスでは開業届を提出しても受理されない可能性があります。

• 税理士、弁護士、司法書士
• 探偵業
• 建設業
• 不動産業
• 人材派遣業
• 有料職業紹介業
• 中古品販売・リサイクル業
• 不用品回収業
• 金融商品取引業
• 風俗業

こういった業種に該当する可能性がある場合には事前にバーチャルオフィスに質問したり、管轄の行政機関や警察署・保健所などの窓口で事前に相談することをおすすめします。

同じ会社名では登記できない

バーチャルオフィスの住所は利用者が共有して使用しているため、既に使用したい会社名の利用社があると登記することができません。

もし名前がかぶってしまったら、利用したい店舗を変更するか他のバーチャルオフィスを検討する必要があります。

銀行口座開設や融資を受けづらい金融機関もある

金融機関によってはバーチャルオフィスという理由で口座開設NGとしている銀行があります。特に信用金庫や信用組合などの口座開設の難易度は高いです。

GMOあおぞらネット銀行やみずほ銀行などメガバンクやネット銀行などでは口座開設の実績は豊富なので問題ないと判断する人が多いですが、どうしても信用金庫や信用組合で口座開設をしたい人はバーチャルオフィスは避けた方がよいでしょう。

法人登記できる格安バーチャルオフィスの選び方

バーチャルオフィスの選び方は4つあります。

• 予算にあっているか
• アクセスや内観・外観はどうか
• 必要な機能やオプションはあるか
• 過去にトラブルはなかったか

以下で一つ一つ説明します。

予算にあっているか

バーチャルオフィスにかかる主な費用は入会金・保証金等の初期費用と月額料金です。さらに追加で有料サービスを頼む場合はその料金も含めて総合的にかかるコストを算出しましょう。

また契約は短期間ではなく長期契約することが一般的です。最低利用期間12ヶ月以上といったところも多くあるので、無理なく利用し続けるためには予算と実際にかかる費用が一致しているかは大切なポイントです。

アクセスや内観・外観はどうか

住所貸だけならアクセスや見た目などは関係ないのでは？と考える人も多いと思いますが、バーチャルオフィスの中には、会議室やシェアオフィスなどの利用ができるものもあります。そのような場合は来客の可能性があったり、実際自分が行く場合もあるのでアクセスのしやすさや内観・外観は大事になってきます。

また、最寄駅からの距離や周辺の様子等も借りる前にチェックしておきましょう。

必要な機能やオプションはあるか

バーチャルオフィスには基本機能と追加オプションがあります。

基本的な機能として住所や電話番号を貸したり郵便物の転送をしてくれます。追加機能として急な来客対応、エントランスへの社名表示、会議室・シェアオフィスの利用などがあり、住所や電話番号を借りるだけで良いのか、それとも他のサービスも利用したいのか、自社ニーズに合った選び方をしましょう。

過去にトラブルはなかったか

もし過去に詐欺などの犯罪行為に利用された経歴のあるバーチャルオフィスを利用すると、取引先や顧客に不信感を抱かせる可能性があります。

なのでバーチャルオフィスを選ぶ際は過去に起きたトラブルや犯罪の有無を確認しておくことが大事になります。

月額2,000円以下で法人登記できるバーチャルオフィス11選

500円以下のバーチャルオフィス

• 京都朱雀スタジオ
• オフィスゼロワン
• TAPIOCA(女性限定)
• スタートアップ

京都朱雀スタジオ

京都朱雀スタジオは、京都へ企業誘致を進める和文化推進協会という非営利団体によって運営されているため、超格安でバーチャルオフィスを借りることができます。

京都府京都市の住所を利用したい！という方にはかなりおすすめで、なんと月額500円で法人登記や郵便・宅配便の受取・電話の転送もできます。

また、初年度の料金が実質無料になるキャンペーンもあり、月額料金500円よりもっとお得に利用することができるコスパ最強バーチャルオフィスです。

京都朱雀スタジオ公式HP

オフィスゼロワン

東京２３区の中で比較的地価が安い板橋区の住所を利用することで、月々500円の低価格を実現。安価ながらも追加料金なしで法人登記まですることができます。

オプションで郵便転送・電話代行・HP作成ができますが、専用電話のみの貸出はできません。
東京の住所で最安値で法人登記したいのであればここのプランを利用するのがお勧めですが、オプションを付けるのであれば他社プランよりも高くなる場合があります。

オフィスゼロワン公式HP

TAPIOCA

TAPIOCAは業界最安値の月額290円。登録者は女性のみとなっており、東京都23区内の人気エリア、東京都港区南青山と渋谷区の住所をネットショップなどの住所に利用できます。

月額480円のプランでは法人登記をすることができ、さらに郵便転送も月に1回か週に1開花を選べます。

随時イベントを開催しているので様々な業種の方と知り合うことができ、新たなビジネスチャンスのきっかけを作れる可能性があります。

TAPIOCA公式HP

スタートアップ

東京都港区青山・渋谷区の人気拠点の住所を借りることができます。

「基本料金3ヶ月分無料」のお得なキャンペーンを開催しているので、利用すれば初年度はかなりお得になります。

法人登記は月額500円の「バーチャルオフィスプラン(A)」から利用可能。そのほか郵便物を週に1回転送することができます。

電話番号レンタルや秘書電話代行などオプションで付けることができますが、付けるものによっては最初からプランに組み込まれている他社のバーチャルオフィスサービスのほうが安くなる場合があります。

スタートアップ公式HP

1,000円以下のバーチャルオフィス

• レゾナンス
• バーチャルオフィス１

レゾナンス

2019-2023年には「バーチャルオフィス部門」にて「人気」「顧客利用満足度」「価格満足度」No.1に選ばれており、利用者の満足度は非常に高くなっています。

レゾナンスは現在9店舗出しており、どの店舗もスタッフが在中しており急な来客にも安心できます。

バーチャルオフィスプランは3つあり、990円から利用できます。内容は法人登記・郵便転送・郵便物の来店受取可能、さらには郵便物の写真通知まで基本料金の中でしてくれます。電話転送はできませんが、月額990円でここまでできるのであればかなりのサービス内容で、ここまででるのは他社を差し置いてレゾナンスのみとなっています。

レゾナンス公式HP

バーチャルオフィス１

バーチャルオフィス1は株式会社バーチャルオフィス1が運営元となっており、渋谷と広島に1店舗ずつオフィスがあります。

プランは1プランのみで、月額880円。サービスとしては

・住所利用、法人登記
・郵便物の到着状況通知（LINE通知）
・月4回の郵便物転送
・郵便物店舗受取
・来客応対システム
・​​DM破棄オプション

が含まれています。880円で6つもの手厚いサービスがついており、その中でも月4回も郵便の転送をしてくれるのは嬉しいポイントです。

バーチャルオフィス１公式HP

2,000円以下のバーチャルオフィス

• DMMバーチャルオフィス
• GMOバーチャルオフィス
• NAWABARI
• METバーチャルオフィス
• ACORN池袋

DMMバーチャルオフィス

DMMバーチャルオフィスは大手テックカンパニーDMMが運営するバーチャルオフィスで、銀座・渋谷・横浜・大阪梅田・福岡天神・名古屋の6つ店舗を持っています。

プランは3つあり、法人登記は1,650円のライトプランから利用可能です。ただし荷物の転送サービスはないので、お荷物が届かない、もしくは届いてもすべて処分をしていい場合に利用することができます。

電溶電話はオプションで付けられますが、2,200円プラスでかかり、他社と比べると多少高めの金額となっています。

DMMバーチャルオフィス公式HP

GMOバーチャルオフィス

GMOはグループ連結売上2400憶円以上のIT関連や銀行などを手掛ける会社です。東京7ヶ所・横浜・名古屋・大阪2ヶ所・京都・神戸・福岡2ヶ所から選ぶことができ、東証プライム上場企業のグループ会社が運営するバーチャルオフィスなので安心して利用することができます。

嬉しいポイントは入会金・保証金などの初期費用が一切かからないところ。

法人登記は月額1,650円の月1転送プランから利用することができ、福岡・博多オフィスのみですが貸し会議室や子ワーキングスペースも利用することができます。

GMOバーチャルオフィス公式HP

NAWABARI

目黒区の住所をどこよりもお得に利用することができるNAWABARIは、ＥＣ業界関係者が選ぶバーチャルオフィスサービス第１位に選ばれています。
※アンケートモニター提供元：ゼネラルリサーチ

月額1,650円のビジネスプランから法人登記が可能であり、週1の郵便転送や電話要件転送をしてくれます。

また届いた荷物すべてにGPS・盗聴器探知機と金属探知機によるチェックを設けているので、インフルエンサーの方やクレーマー被害にリスクを抑えたい方には安心できるサービスとなっています。

NAWABARI公式HP

METバーチャルオフィス

なんと月額270円で利用することができ、バーチャルオフィスの中では最安値のMETオフィス。

最安値のプランでは法人登記ができないので、月額1,073円のビジネスプラスプランから利用することができます。法人登記以外では来客対応や専用会員サイトの利用ができ、郵便物は保管をしてくれるので、来店受取がメインになります。
また自社ビル直営なので安心して住所を利用することができます。

METバーチャルオフィス公式HP

ACORN池袋

ACORN池袋は株式会社スモビスが運営元となっており、現在は池袋のみに店舗があります。個人事業主や小規模の法人の手助けになる事を目的としたバーチャルオフィスで、月額1,980円で法人登記と住所利用ができます。

郵便転送や電話転送を利用したい場合はオプション料金となり、全部つけると3,000円を超えてしまい他社のバーチャルオフィスプランより高くなってしまいます。

ただ今なら初期費用が半額の5,000円、月額費用が初月無料、法人登記プランが-200円/月と嬉しい特典が3つもあります。元々安いのにさらに安くなるので大幅なコストカットができますね。

METバーチャルオフィス公式HP

まとめ

いかがでしたでしょうか？
今回は格安で法人登記できるバーチャルオフィス11選を紹介しました。

500円台で法人登記ができるバーチャルオフィスもあるので、コストを抑えたい方にはかなり嬉しいですよね。
ただ法人登記だけではなく、他にも郵便転送・電話転送や代行・会議室が利用できるかも含めて考えて借りるようにしましょう。

自分に合ったバーチャルオフィスを是非見つけ出してみてくださいね。