名刺裏面の効果的な活用術！載せるべき情報は？おすすめの名刺印刷サービスも紹介

名刺はビジネスの場で自身や企業を印象づける大切なツールです。しかしそんな名刺の裏面、上手く活用できていますか？
名刺の裏側は「空白のキャンバス」ともいえる存在で上手に使えばサービス紹介や自分の強みを伝える絶好のアピールスペースになります。表面だけでは伝えきれない情報を補足したり印象を深める要素をプラスしたりと、裏面の使い方次第で名刺の効果はぐっと高まります。

本記事では名刺裏に載せるおすすめの情報や業種別の活用アイデア、レイアウトのコツ、さらに活用時の注意点まで詳しく解説。
名刺を「ただの連絡先ツール」から「記憶に残る営業ツール」へと進化させましょう。

名刺の裏面を活用するメリットをすぐ読みたい方はこちらから！

おすすめの印刷サービス8選

おすすめの印刷会社9選をおすすめ順に紹介します。
これから頼んでみるという方はぜひ参考にしてみてください！

ラクスル：早くて安い！テンプレートも豊富でサクッと頼みやすい

ラクスルは注文を24時間受け付けており、到着まで通常1営業日～3営業日ほどかかりますが全国送料無料であることから根強い人気を誇っているサービスでもあります。

名刺のデザインテンプレートは全て無料。常に新しいデザインが追加されており、写真・イラストなどの画像素材が2000万点、モリサワフォントの人気書体も無料で利用することができます。

最短納期はデータ入稿の翌日で、価格は相場よりは若干高めですが3営業日程と納期を伸ばせばかなり安くなるので納期に余裕がある方にはおすすめです。

ラクスル公式HP

プリスタ：大阪市内一部地域であれば平日14時までの注文で当日お届け

Printstaは大阪に会社を構える名刺作成サイトで、大阪市内の一部であれば自転車便で通常よりも早く届けることができます。

金額は業界最安値となっており、片面モノクロ名刺であれば100枚税込150円で注文できちゃうので大量印刷する際にはおすすめのサービスです。

デザインはシンプルとなっていますが、対応できる用紙は60種類以上もあるので紙質で差を出すことができます。

プリスタ公式HP

プリントライダー：東京23区内であれば当日納品してくれる

プリントライダーはありとあらゆる印刷物をとにかく迅速に仕上げて、希望の納期に間に合わせてくれるサービスです。東京23区内なら当日納品、東京以外も当日に発送し翌日に届けてくれます。

名刺は14時までに発注すれば当日発送してくれますが、金額は他社と比べるとかなり割高にはなります。5営業日まで発送の日にちは選べますが、それでも2,449円と少し高めの金額になります。

ただ商品に配送料、消費税が加算されているので後から余計にお金が加算されて困ることはありません。

プリントライダー公式HP

名刺通販ドットコム：5,000円以上で送料が無料になる！

名刺通販ドットコムは少数部から名刺を印刷できる通販サイトです。
大体の会社は100部からしか印刷を受け付けていませんが、名刺通販ドットコムは50部からでも対応しています。
「名刺を作りたいけど100枚もいらないな」と考えている人にはおすすめです。

名刺のテンプレートはいくつかありますが、デザインの種類は少なくどれもシンプルなのでオリジナリティを出したい場合はIllustratorでのデータ入稿が良いでしょう。
また午前中に注文した商品は即日出荷をしてくれるのでいそいで名刺が欲しい方は安心です。

金額は5,000円以上で送料無料になるので、会社に勤めているのであれば他の人の分もまとめて発注すればお得に利用することができます。

名刺通販ドットコム公式HP

いろぷり：老舗印刷会社が高品質の名刺を印刷してくれる

いろぷりは京都で創業100年余の老舗印刷会社が立ち上げた印刷通販サービスです。長年蓄積してきた印刷技術により、高品質の印刷物を届けてくれます。京都で培われたおもてなしの心で対応してくれるので、安心して注文できます。

名刺は他のサイトと比べると割高ですが、送料がかからないのと必ず高品質な商品を届けてくれるので満足のいく1枚になります。

いろぷりもプリントネットと同様テンプレートがないので、自分でデザインを作れる方、もしくが外部サイトで作成する必要があります。

いろぷり公式HP

アドプリント：500円以内と格安で作成可能！時間に余裕がある人向け

アドプリントでは名刺、シールなどをはじめ、印刷物に関することであれば幅広く対応をしています。

名刺は通常サイズ片面・両面モノクロ・カラーどちらでも100枚税込470円で、送料500円で注文が可能です。また高級紙質名刺も100枚990円〜と割とお手頃な価格で注文することができるので高級感を持たせたい方はおすすめです。

さらにデザインは700種類以上あり、自分自身が気に入った1枚を選ぶことができます。加工も数種類あり、他の名刺と差をつけることができるのでおロジなる性が高い名刺にしたい場合はぜひ加工ありのデザインにしてみてください。

名刺21：新規会員登録で無料クーポンあり

名刺21は業界の中でも低価格かつ高品質な名刺を届けてくれます。

用紙は普通紙名刺・高級紙名刺・最高級紙名刺など種類は様々あり、箔押しやエンボス、部分コーティングなど加工の種類も豊富に取り揃えているため自分の好みに合った名刺を作ることができます。
またショップ名刺に利用することができる「型抜きカード」も発注することが可能です。

無料サンプルも実施しているので、品質に分がある人でも安心できますね。

さらに今なら新規会員登録で無料サンプルとオフセット印刷名刺100枚無料クーポンがプレゼントされます！
※利用期限：会員登録日（クーポン発行日）より3ヶ月有効

名刺良品：高品質かつ低価格で名刺作成してくれる

名刺良品は徹底したオンデマンド印刷機の管理により｢安い｣・｢早い｣に加えて｢高品質｣を実現させ、片面モノクロ印刷であれば100部550円で作ることができます。

名刺は平日13時までの入稿で最短翌日届けてくれます。価格は相場程度で、納期を延ばしても価格は変わりません。

イラストレーターで作成すれば簡単に名刺を作れるだけでなく、「オンライン名刺」サービスならWEB上で印刷データの作成〜注文を一括で行うことができます。
テンプレートが150種類もあるので気に入ったデザインを見つけることができます。
さらに選べる用紙も100種類以上。バリエーションが豊富なので紙にこだわりたい方にとっては嬉しいポイントですね。

名刺作成業者選びのポイント5つ

名刺作成サイトを選ぶ際には以下の5点をチェックしてから選ぶようにしましょう！

テンプレートの豊富さ

デザインをこだわりたい、オリジナリティを追求したいのであればテンプレートが豊富なところを選びましょう。大体500種類以上テンプレートが用意されているところは自分の好みに合ったデザインが見つかりやすいのでおすすめです。

またテンプレートにあるデザインを少しいじったりできるサイトもあるので、よりオリジナリティが高い名刺を作ることができます。

ただしデザインに凝りすぎてみにくかったり読みづらいフォントを使用するのは控えましょう。

納期・発送スピード

急な打ち合わせや展示会などで名刺が必要になることもあり、そうした際にはスピード納品に対応している業者が重宝されます。

即日出荷、翌営業日発送、時間指定などのオプションがあるかを確認し、間に合うスケジュールで発注しましょう。
地域によっては当日受け取りが可能な業者もあるので、急ぎの場合には電話やチャットで対応スピードを確認するのもおすすめです。

価格とコストパフォーマンス

名刺印刷の料金は業者によって異なります。

一般的に100枚で500円〜3,000円程度の幅がありますが、これは紙の質や印刷方式、カラーかモノクロか、片面か両面かによっても変わります。また初回のみデータ作成費用が発生する場合もあるため、見積もり時に総額をしっかり確認しましょう。

価格だけでなく、納期や印刷の仕上がりも考慮してコストパフォーマンスの良い業者を選ぶことが大切です。

紙質・印刷クオリティ

名刺は手渡した瞬間の「質感」も印象を左右します。

例えば厚手の高級紙や光沢のあるコート紙、手触りの良いマット紙など、業者によって取り扱い紙種が異なります。特殊加工（箔押し、エンボス、角丸など）を利用すればより高級感や独自性を演出できます。

サンプルを請求して実物を確認するのも、失敗を避けるために有効な手段です。

サポート体制と入稿対応力

名刺の入稿データには細かいルール（トンボ、塗り足し、フォントのアウトライン化など）があり、慣れていない方は戸惑うことが多いです。

入稿前のチェック体制が整っている業者や、不備があった際に丁寧に対応してくれる業者なら安心して注文できます。またWebチャットや電話サポートが充実している業者であれば、デザインや注文方法についての相談もしやすく、初心者にもおすすめです。

名刺の裏側を活用するメリット

名刺の裏側を活用するメリットとしては以下の3点が挙げられます。

競合との差別化を図れる

名刺はビジネスの場で誰もが手にするツールですが、多くの人が名刺の表面だけで完結してしまっているのが実情です。
そこで裏面を活用することで他の名刺とは一線を画す“差別化”が可能になります。

たとえばサービス内容や自社の強み、会社のミッションなどを裏面にわかりやすく記載すれば相手に「他とは違う」という印象を与えることができます。また業界特有のノウハウや豆知識などを載せるのも有効です。
こうしたひと工夫は単なる連絡先の名刺から、自社の個性や魅力をしっかり伝えるためのツールへと進化させてくれるのです。

名刺が手元に残ったとき、裏面が活用されているだけで印象に残る名刺になる可能性はぐっと高まります。

印象に残りやすい名刺になる

名刺は人と人との出会いの中で最初に交わされる「紙の自己紹介」です。裏面にまで工夫がされている名刺は、受け取った相手に強い印象を残しやすくなります。

たとえば裏面に簡潔なプロフィールやキャッチコピー、自分の想いを記載するだけでも表面的な情報だけでは伝わりきらない「人となり」や熱意を印象づけることが可能です。またカラーやイラスト、QRコードなどを効果的に取り入れることで、視覚的なインパクトも強まります。
こうした工夫は商談の記憶を呼び起こすきっかけとなったり、「また会って話したい」と思わせる後押しにもつながります。名刺の裏面を活用することで、相手の記憶に残る“記憶に刻まれる名刺”を作ることができます。

企業ブランディングやサービス案内に活かせる

名刺の裏面は企業のブランディングやサービス紹介のための絶好のスペースとして活用できます。

企業ロゴを大きく配置したり、企業理念やスローガン、コーポレートカラーなどをデザインに取り入れることでブランドイメージを強く印象づけることができます。また取扱サービスや商品ラインナップ、店舗情報などを載せておくことで営業資料のような役割も果たします。さらにQRコードを活用すれば、WebサイトやSNSへスムーズに誘導でき、名刺1枚から多くの情報にアクセスしてもらうことも可能になります。

裏面を活用することで名刺は単なる連絡先のツールから「会社の魅力を伝える広告媒体」へと変化します。

名刺の裏に載せるおすすめの情報

名刺の裏面を活用することで情報を補足したり印象づけたりできますが、効果的に使うためにはいくつかの注意点があります。
以下にそれぞれのポイントについて詳しく解説します。

事業内容やサービス概要

裏面に事業内容や提供しているサービスの概要を記載することで相手に自分や自社が「何をしているか」を端的に伝えることができます。
特に業種が分かりにくい業界や、幅広いサービスを展開している企業の場合には有効です。
簡潔なキーワードや箇条書きで表記することで視認性が高まり、読み手の理解がスムーズになります。

これにより商談や取引のきっかけが広がることもあります。

SNSやWebサイトのQRコード

SNSアカウントやWebサイトへのQRコードを掲載することで、名刺を受け取った相手が簡単にオンライン上の情報にアクセスできるようになります。
とくにスマートフォンとの相性がよく、すぐにフォローや閲覧へつなげられるのが利点です。

Instagram、X（旧Twitter）、LinkedIn、公式サイトなど目的に応じた導線を設計することがポイントで、手軽に情報を深掘りしてもらえるツールとして非常に効果的です。

地図、アクセス情報

オフィスや店舗を構えている場合、名刺裏に簡単な地図やアクセス方法を載せておくと親切です。
GoogleマップのQRコードを添えるのも有効。初めて訪問する相手にとっては所在地が分かりやすくなり、信頼感や安心感を与えることにもつながります。
公共交通機関の最寄駅や出口、駐車場情報などもあるとより便利です。対面での打ち合わせが多い職種には特におすすめの情報です。

経歴、実績、資格

個人で活動している方や専門職の方にとっては、自分の信頼性を裏面でアピールできる絶好の場所です。
学歴や職歴、過去の実績、保有資格などを簡潔に掲載することで専門性や経験値を伝えることができます。プロフィール的な要素を盛り込むことで、「どんな人なのか」が明確になり、ビジネスの信頼関係構築にもつながります。

キャッチコピーやスローガン

印象に残るキャッチコピーや企業のスローガンを裏面に入れることで、自分や会社の「想い」や「価値観」を表現できます。
言葉に込めた理念や姿勢が共感を呼び、ビジネスパートナーとの距離感を縮めるきっかけになります。また名刺が手元に残った際にその一言が思い出されることで、印象の持続にもつながるでしょう。
短くても強いメッセージ性があると効果的です。

写真やビジュアル要素

顔写真やロゴ、サービスイメージなどのビジュアルを取り入れると記憶に残りやすくなります。
特に営業職やフリーランスなど顔を覚えてもらうことが大切な仕事では有効です。ビジュアルは視覚的インパクトが強く、名刺そのものの印象も格段に上がります。
デザインバランスや印刷品質にも配慮して配置することで、信頼性のある名刺に仕上がります。

表面の英語訳

グローバルな取引や外国人との接点があるビジネスシーンでは名刺の裏面に表面の英語訳を載せるのがスタンダードになりつつあります。
氏名、肩書、会社情報、連絡先などの基本情報を英文で記載することで、外国語話者にもスムーズに理解してもらえます。ビジネスの国際化が進む中で英語訳のある名刺は信頼感を高め、スムーズなコミュニケーションの第一歩にもなります。

名刺裏のレイアウト・デザインのコツ

名刺裏のレイアウトやデザインのコツを紹介します。

表との統一感を持たせる

名刺の裏面はあくまで“補足情報を伝える場”として表面との一体感を保つことが重要です。

たとえば表面で使っているカラーやフォント、ロゴの配置ルールなどを裏面でも反映させることでデザイン全体に統一感が生まれ、相手に与える印象も整います。
表と裏がまるで別の名刺のように見えると情報が分断されてしまい、違和感を与える恐れがあります。

ブランドイメージやトーンに合わせた統一設計が信頼感を高めるポイントになります。

文字数を詰め込みすぎない

名刺の裏面に多くの情報を盛り込みたくなる気持ちは分かりますが、詰め込みすぎると一気に読みにくくなります。

名刺はパッと見て内容が把握できる“視認性”が大切なので、情報は厳選し余白をしっかり確保することが必要です。読み手の負担を減らすことで内容が自然に頭に入り、印象にも残りやすくなります。

とくにキャッチコピーやQRコードなどは“伝えたい情報をひとつに絞る”勇気も大切です。

読みやすさを重視したフォント選び

裏面は説明的な要素や補足情報を記載する場面が多いため、可読性の高いフォントを選ぶことが基本です。

明朝体やゴシック体などのシンプルで視認性のある書体を使い、文字サイズも小さすぎないように心がけましょう。個性的なフォントを選びすぎると情報が読みづらくなり、本来伝えたかった内容がぼやけてしまう恐れがあります。

デザイン性を求めつつも、「読み手にとってどう見えるか」を常に意識しましょう。

業種・目的別の活用アイデア

名刺の裏面は業種や目的に応じて「伝えたい情報」や「印象づけるべき内容」が大きく異なります。
以下に各業種ごとに最適な活用アイデアとデザインの方向性、載せるべき内容を解説します。

名刺裏活用時の注意点

名刺の裏面を活用することで情報を補足したり印象づけたりできますが、効果的に使うためにはいくつかの注意点があります。

情報過多にならないようにする

名刺の裏面には伝えたいことをたくさん載せたくなりますが、情報を詰め込みすぎると逆効果です。

文字量が多いと視認性が下がり、読み手が疲れてしまうことがあります。名刺は一目で伝わる“簡潔さ”が大切なので、裏面にも余白を活かしつつ本当に伝えたいポイントだけを厳選しましょう。
たとえば「サービス内容」と「QRコード」だけに絞るといった工夫が有効です。

表面と同等のクオリティを保つ

裏面は「おまけ」のように考えられがちですが、表面と同じくらいのクオリティでデザイン・レイアウトすることが重要です。

たとえ表面が洗練されたデザインでも、裏面が雑だったり安っぽい印象だと全体の印象が損なわれてしまいます。フォントの揃え方、配色、レイアウトの整合性など細かい点にまで気を配ることで、名刺全体のクオリティを維持できます。

デザインの統一感を損なわない

表と裏がまるで別々の名刺のようになってしまうと、ブランドやイメージに一貫性がなくなります。

ロゴやキーカラー、フォントスタイルなど、表面とデザイントーンを揃えることが大切です。たとえば表面がモノトーンなのに裏面だけカラフルだとちぐはぐな印象になります。デザイン全体でのバランスや視覚的な統一感を意識して、見た目にも信頼感のある名刺を目指しましょう。

両面印刷のコストを考慮する

裏面を印刷するには当然ながら両面印刷のコストがかかります。

印刷会社や用紙の種類によって価格は異なりますが、片面印刷と比べてコストが1.5倍〜2倍になることも少なくありません。そのため裏面の情報が本当に必要かどうか、費用対効果を見極めた上で検討しましょう。
どうしてもコストを抑えたい場合はQRコードのみなど、最低限の情報に留める選択もアリです。

まとめ

名刺の裏面は表面だけでは伝えきれない情報や自分らしさを補う“もう一つの顔”として非常に有効です。

業種や目的に合わせて内容を工夫することで相手の印象に残りやすくなり、ビジネスチャンスにつながる可能性も高まります。とはいえ情報を詰め込みすぎると逆効果になるため、読みやすさや統一感を大切にすることがポイントです。
SNSやWebサイトへの導線、地図、サービス案内など、活用の幅は多彩。

この記事を参考にあなたの名刺裏面をより効果的に活かしてみてください。名刺1枚で伝えられる情報が増えれば、きっと信頼感や関心も大きく変わってくるはずです。ぜひ今の名刺の「裏側」にも注目してみましょう。